会社概要

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代表あいさつ

 当社は大正8年2月中野白土株式会社として創立し、令和元年2月で創立100周年を迎えることができました。
 創立当時は米麦の搗き粉として関東・東北一円に広く出荷しておりましたが、昭和13年県条令の混砂米禁止令により米麦の搗精用への出荷ができなくなり、その後は研磨材用、コンクリート混和材等に販路を見出してきました。
 第二次世界大戦中は従業員のほとんどが出兵し、生産活動がほとんどできず開店休業に近い状態が続きましたが、戦後、衛生志向の向上とともにクレンザー用研磨材としての需要が伸び、当時はほぼ生産の全量がクレンザー向けでした。
 昭和41年には、クレンザーの受託生産を開始し、最盛期には北海道から大阪まで10社程のメーカーよりクレンザーを受託し生産しておりました。
 昭和50年代後半には、精密分級機等の設備の充実を図り、農薬等の新たな分野への営業展開を始めました。
 平成元年VSI研究会(火山珪酸塩工業研究会)へ加盟し、自社白土の高付加価値商品の開発に努め、平成9年から5年間にわたり福島県ハイテクプラザと共同研究を実施し、共同研究途中の平成11年、白土の発泡炉を設備し念願の白土の高付加価値商品のシラスバルーン(商品名:マールライト)の生産販売を開始するに至りました。
 現在は、自社製発泡炉3基を加えトータル4基の発泡炉でシラスバルーンの生産を実施しており、当社の主力製品に成長いたしました。また、県内の協力会社に発泡炉3基を設置し今後需要が大きく増えても対応可能な万全の生産体制を作っております。
 近年、環境問題や健康問題で結晶性の遊離シリカが騒がれ始め、非晶質で遊離シリカを含まない鉱物が見直され始めております。
 当社の白土も非晶質であり遊離シリカを含んでおりませんので、この機を逃すことのなく、この百年に培った技術とノウハウを生かし、当地産の白土の無限の可能性を追求し、ユーザーの求める商品の開発と、地域社会に貢献すべく努力していく所存です。


 丸中白土株式会社 代表取締役 紺野篤男


歴史
会社名
丸中白土株式会社
設立
大正8年2月20日
資本金
3,500万円
事業内容
白土砿物の採掘、精製加工及び販売。 ゼオライト、炭酸カルシウム等の販売
主要品目

クレンザー用基材、農薬用キャリア、水処理用濾過助剤、 土木建材用充填材、ガラス製品用等研磨剤、窯業用原料、
発泡(シラスバルーン)用原料、マールライト(発泡品)
代表取締役社長
紺野篤男
従業員数
25名(令和3年1月1日現在)
敷地面積
13,300u
工場面積
3,600u